Q1. 敗血症の長期的な影響(後遺症)には
どのようなものがありますか?
敗血症で救命された人のうち多くは完全に治癒し、元通りの生活に戻ることができます。しかし、集中治療を必要とする他の病気と同じように、一部の人は長期的な影響(後遺症)が残ります。この影響は、敗血症を治療した後も数週間は分からないことがありますが、以下のようなものがあります。
Q2. 敗血症から回復する
最初のステップは何でしょうか?
敗血症にかかった後、通常は入院中にリハビリが開始されます。初めは手伝ってもらいながらゆっくりと動き回わったり、身の回りのことを行ったりすることから始めます。具体的には、入浴したり、座ったり、立ったり、歩いたり、トイレまで自力で移動したりします。以前の健康状態と同じ、あるいは可能な限りそれに近い状態にまで戻ることが、リハビリの目的です。リハビリの初めのうちは焦らず着実に活動を高めてゆき、疲れたときには休憩しましょう。
Q3. 退院したらどのように過ごすべきか?
あなたが重症な敗血症に感染したら、体調と精神状態が元通りになるまで時間がかかります。あなたは以下のような症状をかんじるかもしれません。
退院した際に、以下のような気持ちの変化があっても異常ではありません。
Q4. 自宅で自分自身の回復のために
自分で何かできることはありますか?
敗血症の後遺症に対して自分自身でできることとして以下のようなことがあります。
Q5. 敗血症の長期予後は?
敗血症状態から完全に回復した人の多くが、元どおりの生活に戻っています。しかし、恒久的な臓器障害を残す場合も少なからずあります。例えば、もともと腎臓の機能が低下しているような人は、敗血症の経過でさらに腎機能が悪化し、生涯透析を余儀なくされることもあります。
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